連日、スクーバスキルズアップデートが実施されています。これは文字通り、スキルと知識の復習を目的としたプログラムです。技術を磨くことを「ブラッシュアップ」と言うなら、最新の知識に追いつくことは「キャッチアップ」。まさにこのプログラムは、キャッチアップのためのものです。
多くのダイブセンターは「安全で楽しい」イメージを守るため、ネガティブな話題をSNSやブログに掲載しません。しかし、現場の現実を知り、どう対処すべきかを考えることこそ、安全への第一歩だと私は考えています。残念ながら、ここ3週間で私の知る限り東日本だけで4件のダイビング事故が発生しました。いずれも、防げた可能性があると感じています。
ダイビングの認定証「Certification Card」、通称Cカード。一般には「ライセンス」と呼ばれることが多いですが、私はこの表現に違和感があります。もし「証明書」がすべてライセンスなら、学校の卒業証書もライセンスになってしまいます。Cカードは、受講した教育課程を修了したことを示す「卒業証書」に近いものです。より高度な教育課程を修了していれば、シークレットポイントへの案内など、特別な待遇を受けることもあります。
スクーバダイビングは、一見とても簡単です。器材を装備し、レギュレーターをくわえ、BCのガスを抜き、耳抜きをして景色を楽しむ。慣れてしまえば、スキルを使わずとも潜れてしまうほどです。ただし、それは「何も起こらなければ」の話。もしトラブルに陥ったとき、そこで必要になるのがスキルです。
お手元のCカードをご覧ください。最後に修了したのは何年前でしょうか?
繰り返しますが、スキルを忘れていても、ダイビングはできてしまいます。だからこそ、スクーバスキルズアップデートコースが必要なのです。さらに、アーバンスポーツでこのプログラムを受けるメリットは、「最新の考え方」に触れられること。私たちスタッフは、常にCカードを更新し、知識と技術をアップデートしています。

ダイビングは、経験を重ねていくレジャーです。しかし、Cカードという“卒業証書”以上のことを個人で行うのは、リスクが高い。今のダイビングに物足りなさを感じるなら、興味のあるコースで専門インストラクターとともに経験を積むことが、最も安全な選択です。個人で団体のファンダイブに参加し、初めての経験をする場合、それが危険であることを認識しなければなりません。



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