酒田市のボートハーバーから40Km沖合にある平らな島、飛島。アーバンスポーツ号でおよそ60分間のクルーズだ。年間を通してなかなか行けないダイビングスポット。この春の目当ては、出産のために浅場に集まってくるドチザメたち。ドチザメの群れの中には時折オスも混じっている。若い新米ドチザメお母ちゃんは縞模様が残っていて、ベテランのお母ちゃんドチザメは縞模様が消え体全体が黒いのだ。見分け方や生態についてはサメの生態学コースが参考になり、ただ観察するのと違い、知識を持っていると「なるほど!」と観ていて楽しくなる。

近年、漁網への混入や資源競合などが問題視され年々ドチザメの数が減っているように感じるが、やはり毎年春になるとドチザメがとても恋しくなる。ケーブとは言わないが、岩穴の暗い場所で夜行性のため休んで(寝て)いる。なので、それなりの装備とアクセサリーやスキルを持ち合わせたい。

飛島本島から約2kmほど離れた御積島(おしゃくじま)周辺がダイブスポットに指定されており、烏帽子群島周辺も透視度が良く、何を観察していてもきれいだ。この日は、春のウミウシ類を多く観察できた。生活排水や河川よる影響が少ない飛島は生物の宝庫。来年の春も彼女たちとその子どもたちにお互いに元気で会いたいものだ、と強く思った。また飛島ダイビングに訪れたいな。

【この日の海況コンディション】
天気 🌤️ 気温 20-23℃ 水温 17-19℃ 透視度 15m~ 風 NW

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