晩夏の光と墨

加茂水族館東海岸物語

風向は東、潮流は北東。強い潮流を懸念、ジェッティでのダイビングは困難と予想し、水族館東海岸を選んだ週末。スクールチームとファンダイブチームに分かれて、穏やかなビーチダイブを楽しむことに。

水温はわずかに下がり始め、水中には秋の気配が漂う。それでも26℃後半なら、5mmフルスーツで快適に潜れる。太陽が差し込むと、水中には光のカーテンが現れ、幻想的なスクリーンのように揺らめく。

甲殻類、特にヒラツノモエビが海藻に群がっていた。目を凝らすと、お腹には無数の卵が。一般的には7〜8月が産卵期とされるが、日本海・東北では、これからが本番なのかもしれない。

晩夏の庄内は、アオリイカの季節。水中では、飛行隊のような群れが優雅に泳ぐ。

この日は透視度が今ひとつだったせいか、アオリイカが餌と勘違いしたのか、ぐっと近づいてきた。目が合った瞬間、期待と違ったのか、驚いて突然墨を吐いて逃げていく。勝手に寄ってきて、勝手に驚いて、勝手に逃げる。なんとも自由奔放なやつだ。

こちらはナイトロックス・オープンウォーターダイバーコースの海洋実習1日目チーム。

親子で初めての海とは思えないほど安定していて、見ていて微笑ましい。きっと、プール講習を2日間に分けてじっくり取り組んだ成果だろう。この調子なら、次回の2日目もきっと軽やかにこなしてくれるはず。

【本日の海況コンディション】
天気☀️ 気温 26℃ 平均水温 26℃ 透視度 6~7m  風 E

コメント