6年ぶりの”チョビ”

四島夏物語

昨日とは打って変わり、雷雨に見舞われた庄内。今週の平日はしばらく高波が続く予報です。

9月最後の週末は、幸いにも両日ともゲストの皆さんに四島ジェッティを楽しんでいただくことができました。

週の半ばには強い北風が吹いたためコンディションを心配していましたが、予想に反して海は良好。エントリー直後には、コブダイの金三郎くんがさっそく寄ってきてくれました。相変わらずダイバーにデレデレです。

そんな金三郎くんのライバルになるのではないかと思わせるコブダイも撮影することができました。体は金三郎くんよりひと回り大きいものの、コブはまだ小さめ。争い事を好まない金三郎くんですが、四島エリアのコブダイ勢力図が将来変わる日も近いのかもしれません。

そしてこの季節らしく、多種多様なカラフルな生物たちが次々と来島しています。13年ぶり、2年ぶりの再会(前回のブログ参照)に続き、今回は6年ぶりにキンギョハナダイ幼魚とイトヒキベラ幼魚が姿を見せてくれました。相変わらずの愛らしさに、つい見とれてしまいます。

なかでも今回見つけたイトヒキベラ幼魚は、上唇に白いちょび髭のような模様があり、とてもチャーミング。私たちはこの個体を「チョビ」と名付けています。見つけたときのハンドシグナルは、鼻の下に指を2本立てるポーズ。水中で「チョビ発見!」を伝え合っています。

さらにイトヒキベラ幼魚は、小さいうちだけ見られる尾びれの付け根の鮮やかな青色斑(せいしょくはん)がとても印象的です。私はチョウチョウウオ科によく見られるアイスポット(眼状紋)のような役割を果たしているのではないかと思っていますが、そのように公表されているわけではないので、ここでは青色斑(せいしょくはん)と呼ぶことにします。

この青色斑、昔クレジットカードの裏面についていたホログラムシールに似ていると思いませんか? 光の当たり方によってキラリと輝く様子は、まさにあのホログラムそのものです。小さな体にひときわ輝く青色斑は、つい目を奪われてしまう美しさです。

ソラスズメダイ幼魚も群れをつくり始め、まん丸で小さなハコフグ幼魚もあちらこちらで見られるようになってきました。

次のダイビングではどんなカラフルな生物たちに出会えるのか。今から楽しみです。

【この日の海況コンディション】
天気☀️ 気温 25-18℃ 水温 25-23℃(Av25℃) 平均透視度 12-14m 風 S

※写真はすべてこの日撮影

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