先週は太平洋沖を通過した台風の影響で日本海も波高となり、加茂ビーチは土曜日のみクローズとなりました。 しかし通過後の海況は回復が早く、水底付近にわずかな濁りが残る程度。講習やファンダイブにはまったく支障のない、穏やかなコンディションが戻っています。

そんな中で出会えたのが、加茂ビーチや四島ジェッティで観察できるローカルフィッシュ、マダラギンポ(Laiphognathus multimaculatus)。体長4〜5cmほどの小型のイソギンポ科で、普段は控えめな姿をしていますが、オスは繁殖期になると一変します。
オスが見せる、美しい婚姻色
水温が 20〜23℃ に上がる 6月下旬ごろ、オスのマダラギンポは婚姻色のピークを迎えます
・あご下は鮮やかなブルー
・頬は黄色〜オレンジに発色
・体側の斑紋はくっきりと強調される
まるで南方系の魚のような色彩で、加茂ビーチのローカルとは思えないほど美しい姿になります。
この日の加茂ビーチで見た“アゴ振りダンス”
水温22〜23℃だったこの日、ガイドが水中で「ちょっと来て」とライトシグナル。近づいてみると、巣穴の前で婚姻色に染まったオスが アゴ振りダンス を披露していました。
この行動は、オスが自分の巣穴でメスを誘引するための求愛行動と考えられています。 鮮やかなブルーのアゴを見せつけるように上下させ、まるで 80年代のDISCOを彷彿とさせるノリで懸命にダンスを続けていました。
しかし周囲を見渡しても、残念ながらメスの姿は見当たらず…。 それでもオスは巣穴の前でひたむきに踊り続け、繁殖期ならではのドラマを感じさせてくれました。

【この日の海況コンディション】
天気☀️ 気温 24-22℃ 水温 24-22℃(Av23℃) 平均透視度 6-7m 風 E



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